「リケラプラス」の施術を柔軟に考えよう
リケラプラスのアイテムを使ったメニュー提案で成功しているサロン様もあれば、まだ上手く使いこなせてないという声もあります。
リケラプラスで出来る100%のパフォーマンスを目指すのか、場合によっては80%でいいのか。
この記事では、リケラプラスをサロンで導入する上でヒントになるよう、わかりやすく3つの考え方に整理して説明します。
活性化リケラを使った内部骨格ケア
塗布前にアクチベーター(GMT)によって活性化(=還元)されたリノベーターのAEDSケラチンは、S-S結合が多く切断された状態でケラチンを毛髪に浸透させることができるため、酸化剤によって毛髪内部のS-S結合と非常に強い繋がりができるのが特徴です。
☞「髪の美容整形手術」を行うイメージです。
そのため、何度も繰り返す必要はありません。
もうひとつ付け加えると、あくまでも髪のベース(ケラチン骨格等)を再構築する施術なので、もっと質感を強調したい場合は、リケラエマルジョンを併用することにより、手触りは著しく向上します。
例えば、顔の美容整形をしても、メイクをして美しさを引き出すのと同じです。
髪のベースがしっかり整うからこそ、日常のシャンプー&トリートメント効果が向上するのです。
不活性リケラを使ったシンプルケア
アクチベーターを用いた活性化を行わずにリノベーターを使用する方法は、サロンワークにおける活用の幅が広く簡単でありながら、仕上がりの際にはある程度の効果を実感することができます。
簡易ケアではありますが、そのぶんサロンワークでの施術が簡単なのが特徴です。
- リノベーターを前処理や中間処理で用いる
- パーマ剤やカラー剤にリノベーターを添加する
☞ 点滴などで「応急処置」を行うイメージです。
来店周期に合わせて毎回行うことで改善していくことができます。
不活性リケラを使ったホームケア
AEDSケラチンをはじめとする、リトル独自成分が配合された「トイトイトーイ シャンプー&トリートメント」「リケラミスト&エマルジョン」などのホームケアアイテム。
活性化されていないAEDSケラチンとはいえ、非常に強いイオン結合で髪のダメージ部に吸着します。
毎日使い続けることでのコンディション改善、またはサロンケアの持続性アップが期待できます。
☞ 自宅で「投薬治療」を行うイメージですね。
高いレベルでホームケアを行うことで髪の状態を改善していくことができるのです。
まずは、リケラプラスのサロンメニューとして提案しやすい「応急処置」から始めてみませんか?