いやなニオイをとことん抑える「シブミンEX」

特徴1 イヤな残臭を抑える

柿渋の主成分カキタンニンは、OH基を多く持つ高分子ポリフェノールです。このOH基がニオイ成分と結合してマスキングします。天然物は発酵によってこのOH基が増え、さらに浸透性が上がると言われています。

シブミンEXには天然発酵柿渋を配合し独自処方とすることで、髪への浸透性と効果的なマスキングを実現しました。

エトキシジグリコールは、溶解力と浸透力に優れています。この能力により、水に溶けにくい柿渋を溶かし、髪の内部へ浸透させます。

さらに、髪内部の残臭の元となる物質を髪の外へ溶かし出すこともできるため、残臭が残りにくい髪へと仕上げます。

加齢により髪の亜鉛は減少し、残臭が残りやすくなると言われています。そこで、キューティクル付近に亜鉛を補給する役割のあるグルコン酸亜鉛を配合しました。これにより、残臭が残りにくい髪へと導いていきます。

特徴2 トリートメントの持続力アップ

シブミンEXにはさらに特徴があります。それがトリートメントの持続力アップです。

これはポリフェノールと亜鉛が組み合わさることで発揮されるもので、ケラチンとCMCを接着する効果です。このため、トリートメントの持続性をアップさせることができます。

【試験方法】毛束にリケラレドックストリートメントをし、その中間処理にシブミンEXの5倍希釈を使用してドライした。従来品と比較してシブミンEXの方は、まとまりがキープされている。

特徴3 天然成分

フィチン酸は収れん、保湿などの効果があり、頭皮環境を整えます。植物由来なので、頭皮や髪にもやさしい成分です。

沖縄諸島の多良間島で収穫されたサトウキビから作った黒糖密。豊かな土壌で育ったため、ミネラルを多く含み、保湿効果に優れます。

エイジング毛の残臭と亜鉛の関係を発見

髪の亜鉛量が多いと残臭が少ないという検証結果(上図)と、年齢を重ねると髪の亜鉛量が減少していくという調査結果(下図)から、エイジング毛とニオイの残りやすさには関係性があり、そのキーになるのが亜鉛ということを発見しました。

上図試験方法:エイジング毛モデル毛束にグルコン酸亜鉛処理し、カラー後の残臭を確認した。

カーリング剤やカラー剤のイヤな臭いを徹底的に抑える

シブミンEXは3つの成分の相乗効果により、還元剤が主となっているカーリング液やカラー剤のイヤな臭いを徹底的に抑えます。還元剤やカラー剤を選ばずにオールマイティーに高いマスキング力を発揮します。

上図試験方法:各還元剤配合カーリング剤1液と2液で処理した毛束またはアルカリカラーをした毛束にシブミンEX5倍希釈で処理した。そのニオイを官能評価した。(n=10)

エイジング毛に亜鉛を補給して、イヤな臭いを抑える

エイジング毛モデル毛束にカーリング1液塗布→水洗→カーリング2液塗布→水洗→シブミンEX処理→ドライという工程で、それぞれの成分を抜いた場合をすべて加えた場合とで残臭を数値化した。その結果を未処理を100%とした時の消臭力として表した。

ポリフェノールであるカキタンニン、溶解力と浸透力のエトキシジグリコール、補ってつなぐグルコン残亜鉛の3つの成分の相乗効果によるトリプルパワーで、カーリング液のイヤな残臭を90%以上抑えます。特に亜鉛を加えることで効果が向上することがポイントです。特許出願中

トリートメント持続力アップのカギは亜鉛/ポリフェノールコンプレックス

カキタンニンのようなポリフェノールは、上のイメージ図のように相互作用によってケラチンをより疎水的にし、脂質とケラチンとが疎水結合しやすくなると考えられます。

さらに、ミクロで見てみると、脂質とケラチンそれぞれのカルボニルイオン(マイナスイオン)同士が亜鉛(2価のプラスイオン)を橋渡しとしてコンプレックスを作っていることも考えられます。

このような亜鉛/ポリフェノールコンプレックスによって脂質とケラチンとを接着する役割をしており、トリートメントの持続性のアップに繋がっていると考えられます。特許出願中

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