システムトリートメントの仕上がりが重くなる原因
リトル・サイエンティストが提案するシンプルで簡単なシステムトリートメントメニュー「neo3ステップトリートメント」ですが、たまに仕上がりが重くなるというご相談がありますので、注意点や対処法などをまとめておきます。
もともとの髪の状態が脂っぽい方や、安価なパブリックシャンプーなどの影響で髪にシリコンが過剰に吸着しているような方のプレシャンプーでは、油分をスッキリと洗浄できるものをご使用下さい。
まずは、基本工程を確認してみましょう。もしここで重くなる原因として心当たりあるポイントがあれば解決したも同然です。
気をつけるポイントは、3剤の「パワードベータ」の塗布量です。
【1剤】3種混合neoミスト(5倍希釈)、またはマトリックスベース
髪を握った時にポタポタと薬剤が垂れてくる量はつけ過ぎです。もったいないですよ!
【2剤】ハイエマルジョン、またはリケラエマルジョン
中間〜毛先に塗布したら、根本付近を少し空けてよくなじませます。
たっぷり付けなくても十分に髪になじんでいれば大丈夫です。
【3剤】パワードベータ
まず、仕上がりが重くなる原因として一番考えられるのが、3剤「パワードベータ」の塗布量が多い、ということです。
ご相談される方のほとんどが、これで解決しています。
2剤と同じぐらいの量を塗布している方がいらっしゃるようですが、半分程度の量でかまいません。
毛先だけに少量を塗布し、わずかに範囲を広げながら、よくもみ込んで下さい!
しっかりともみ込むことで、仕上がりが重くなりにくいので、ぜひお試しください。