常に心にとめておくダメージ予防の2大原則

ヘアサイエンス

常に心にとめておくダメージ予防の2大原則

髪のおしゃれはダメージを伴います。しかし、髪をできるだけ傷めないように工夫することはとても大切です。

パーマやカラーの施術中に起こるダメージをどのように軽減したらよいのかを勉強する前に、共通したダメージ予防の考え方を心にとめておきましょう。

キューティクルをはがさないこと!

パーマやカラーなどの施術はアルカリ剤を使います。アルカリ剤はブルドーザーのようなもので、獣道のようなCMCの狭い路を壊して、パーマ剤やカラー剤が浸透しやすい広い路にするために用います。それによって、髪の内部組織まで膨潤させ、S-S結合の切断やカラーの定着を促進させることができます。

しかし、前述しましたが、キューティクルを接着しているのもCMCですから、CMCを壊しすぎればキューティクルが剥がれ、呼吸ができない髪になってしまいます。

また、何度もカラーやパーマを繰り返した髪のエンドキューティクルは結晶構造が緩み、水をとても吸いやすくなり、多くの分解穴(ボイド)もできています。

そうなると、施術の過程でキューティクルが立ち上がりすぎて、施術後にも元に戻れなくなってザラつきの原因となるだけではなく、キューティクルの剥離につながります。

このようにダメージ予防にはCMCを管理するという考えが大切なのです。

本来の髪の性質に戻すこと!

本来の髪は含水量を自動調整する力があります。ダメージが蓄積されて水を吸いやすくなった髪は、逆に乾燥すると水を保つこともできなくなっているために、著しく乾燥した髪になります。

肌も水分含量が10%以下になると、しもやけやアカギレ状態になり、このような状態が続くと肌と同様に髪のダメージは加速的に進行します。

ダメージ補修の髪の性質として、「水が多いときには水を放し、水が少なくなると水を保つ髪に戻す」ということが大切なのです。

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