髪のダメージ補修に高分子ケラチンは欠かせない

ヘアサイエンス

2. 疎水型PPTの導入

前回の記事 1.ナノ化CMCで路づくり

ダメージ毛からは、CMCのみならずタンパク質までもが外へ流れ出てしまいます。ゆえに、タンパク質も補う必要があるのです。

髪の主成分はケラチンタンパクですので、ケラチンを加水分解して小さくしたものを髪に補えばよいのですが、どの程度まで小さくしたものがよいのかを考えてみましょう。

ダメージ補修に高分子ケラチンは欠かせない

ダメージ毛の人ほど、ボイドが大きいことはこちらの記事で学びました。

 

例えば、大きな穴を石で埋めたい時、

あなたは小さな石を選びますか?

それとも大きな石を選びますか?

 

穴を埋めるスピードを重視するならば、後者の方が圧倒的に効果的であることが予想されます。

ダメージ補修も同じことが言えます。

ダメージによってできた大きな穴は、大きな成分、つまり高分子ケラチンで埋めるのが良いのです。

高分子ケラチンは疎水性が高いため、髪を疎水に近づけるためにも重要な成分となります。

しかし、大きい石ばかりで穴を埋めていたとしても、必ず隙間ができてしまいます。ですので、その隙間を埋めるためにも、低分子量PPTが必要となります。

 

 

しっかりと穴が埋まった髪は、強度が高くなりコシがでます。さらには、カラーの色持ちが向上したという報告もあります。

 

次の記事 3. CMCによる接着

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